怪談ランキング
過去30日間の人気怪談
伸びる首の軸
祖父の遺品整理で、伯母と二人で実家の蔵に入った日のことである。
乾いた脱水音
夜勤明けで営業車を路肩に停めて、少しだけ仮眠を取っていた。ふと、ドンドンドン、という振動音で目が覚めた。
入れ子の箱
祖父の家の土蔵を片付けに、夏休みで帰省した数日間を借りて母と二人で通っていた。三日目の午前中、蒔絵の施された古い文箱の下から、桐の小箱が出てきた。
あっちのくぼみ
小学三年生の夏休み、母の実家がある漁村に一週間泊まりに行った。
四つ目の椅子
日曜の夜、実家の居間で家族と『なんでも鑑定団』を見ながら、就職活動の書類を机で片付けていた。
八頭目の尾
猟師をしている叔父の勧めで、山間の猟犬小屋の見回りを三日間手伝うことになった。
増える伯父
実家の居間で、正月に集まった親戚たちと写真立てを整理していた。ふと手に取った一枚に、見覚えのない男が写っていた。
満室の膨張
大学近くの繁華街で飲み会があり、終電を逃して同期3人と歩いていた。
畦道の数え歌
大学の帰省中、実家近くの田んぼ道を夜に歩いて近道することにした。田んぼの音の反響に興味がわき、懐中電灯の明滅と合わせて記録してみることにした。
財布の中のB子
曇天の続く十月、叔母への届け物を済ませた帰り、車で山道に入り込んでしまったのです。
継承システム
平成9年、町内会の役員として持ち回り管理台帳の引き継ぎを担当していた。台帳の最終ページには、番号だけが並ぶ一覧表があった。
止まらない停止
大学のサークルで海辺に一泊旅行に行った時の話です。友人が波の音を録音したいというので、夜の砂浜で古いラジカセを借りて回していました。
顔のない後ろ姿
高校3年の夏、母方の田舎にある古い旅館に、親戚の法事で三泊することになった。
学校の空欄
高校2年の夏休み明け、教室で卒業アルバムを見返していたら、見覚えのない顔が写り込んでいることに気づいた。
貸します便所
曇天の午後、腹の具合が悪くなって、農道の先にあった一軒の平屋に「トイレ貸します」の板を見つけた。
個室の数え方
高校二年の秋、クラスの数人の間で「儀式の夢」という話が回っていた時期だった。寝る前にトイレの鏡に向かって、心の中で数字を三回唱えると、決まった夢を見るという話だった。
偽点検の男
一人暮らしを始めて三ヶ月ほど経った、大学2年の冬のことだった。夜十一時を過ぎて鳴った玄関のチャイムが、すべての始まりだった。
柱の傷
引っ越した先の賃貸アパートで、深夜に古い家庭用ビデオを見返していた。
供養はまだですか
叔父が経営していたガソリンスタンドの跡地を、去年から自分が更地にして駐車場として貸していた。
浴槽のフタ
今から8年前、大学2年の夏に1DKのアパートで一人暮らしを始めた時の話だ。
鍵盤の窪み
大学の合奏サークルで、部員四人が練習後の片付けをしていた。ふと、後輩の一人が譜面台を畳む手を止めて、天井のあたりに視線をやった。
熱を持つ薬指
元カレの一周忌の法要が終わり、お坊さんの読経が響いていた寺の控室で、私は一人だけ残されていました。
逆さの矢印
大学のダイビングサークルで、伊豆の海に潜っていた。現地のショップで教わったポイントは、岩壁沿いを南に進んで途中で→の標識が海底に沈めてあるところを目印にする、少し変わった場所だった。
離れの穴
小学三年生の夏休み、母方の祖母の家に一週間泊まりに行っていた。
増える釘の名
自治会の資源ゴミ集積所当番として、月に一度の分別作業を任されていた。その日の当番はAとB子、そして向かいの棟に住むC美の三人だった。
釘の裏山
小学4年の夏、父の実家の裏山を、祖父と二人で歩いていた。
次はそっち
平日の昼過ぎ、自宅で洗濯物を畳んでいた時に知らない番号から着信があった。「もしもし、健太くん?」
四ツ橋の隙間
高校の陸上部で、夕方の河川敷を走り込んでいた。しばらく走っているうちに、橋のたもとに差し掛かった。
答えたら番代わり
高校二年の冬、祖父の炭焼き小屋の火の番を手伝うため、二人で山に泊まり込んだ。
泳ぐ首だけ
小学5年の夏休み、地元の鍾乳洞に近所の子供たちと水着姿で遊びに来ていた。洞窟の入り口手前、湧き水の池で、見たことのない男の子が「入っていい?」と声をかけてきた。